不二ラテックス ゴム研究所 研究室

この研究所では、コンドームにはどのような素材の違いがあるかをわかりやすくご説明します。

Q1. ゴムには、どんな種類がありますか?

大きく分けて、2つあります。

天然ゴム(加硫ゴム)

天然ゴムは、ゴムの木の皮を傷つけ分泌された液(ラテックス)を固めたものです。
ただし、かつてこのゴムには弱点が有り、温度が上がると柔らかく、下がると固くなってしまいました。しかし1839年にアメリカ人のチャールズ・グッドイヤーさんが、加硫法という方法で、この弱点を克服。ゴムの実用化が急速に発展して、現在にいたります。

コンドームも、この天然ゴムを使っており、不二ラテックスでは、社名からもわかるように、このラテックスを使ったコンドームがあります。

合成ゴム

合成ゴムは、天然ゴムとは異なり、人工的なゴムです。
簡単に言うと、石油からできたゴムです。
1930年ごろから作り出され、汎用合成ゴムや特殊合成ゴムといった様々な分野で、その分野が必要とする性格を持ったゴムの開発が取り組まれました。
その結果、さまざまなタイプのゴムの種類が作り出されています。

コンドームでもこの合成ゴム(ポリウレタン)で作られたものがあります。

Q2. 天然ゴムと合成ゴムで作られたコンドームの違いは?

天然ゴムの場合、天然が故に人によっては体に反応を示される方もいらっしゃいます。また、ゴム臭も多少なりともします。
反対に、天然ゴムは、着色をしやすく、のびやすいです。
どっちがいい、というのは個人差があるので、やはりどちらも試して自分にあったものをみつけることをオススメします!

Q3. 合成ゴムでも実は大きく分けて2つの種類がある?!

それは、ウレタン製コンドームとイソプレンラバーコンドーム。

ウレタン製コンドームは、最近主流の0.01ミリタイプのコンドームに使われています。それだけ薄いと破ける心配はないの?と思われる方も多いと思います。破けることはありません。でも、それなりの強度が必要なのです。ちょっと硬い感じですかね?

一方、イソプレンラバーコンドームは、医療で使用する手袋や哺乳瓶の乳首の部分に使用されていたりと、その素材の柔らかさは多方面ですでに使われています。合成ゴムのコンドームは、ゴムアレルギーの成分を含まないため、アレルギーの心配もないです。

こんなにも柔らかさに違いが出てくるんです!

ウレタン製のコンドームは各社から発売されていますが、
イソプレンラバーコンドームは、
不二ラテックスの「SKYN®」だけです。
是非一度、この柔らかさを体験してみてください。