Q&A
製品の使い方や判定のしかたについて、お問い合せの多い質問をご紹介します。
-
妊娠検査薬
ウー・マン チェック
-
排卵日予測検査薬
ウー・マン チェックLH
- 生理予定日後1週間経ってないのですが、検査してもいいですか?
- 検査時期が早すぎると、妊娠していても尿中のhCGが少なく、陰性を示す可能性があります。生理予定日後1週間まで待って検査することをおすすめします。
- 検査の結果が陰性だったのに、その後も生理が始まらないのですが?
- 生理の周期の変動や、予定日の思い違い等の理由で検査時期が早すぎると、妊娠していても尿中のhCGが少なく、陰性になる可能性があります。妊娠している場合、初期段階のhCGの濃度は日ごとに高くなりますので、1週間後に再度検査することをおすすめします。
- 飲酒は、判定に影響しますか?
- 影響しません。ただし大量の水分摂取は、尿中のhCG濃度に影響することがあります。検査は1日のどの時間帯の尿でも使用できますが、朝一番の尿での検査をお勧めします。
- 5分経っても終了確認部にラインが出なかったのですが?
- 5分経っても終了ラインが現れなかった場合は、尿量不足あるいは極端に尿量が多すぎた、もしくは判定窓部に尿が掛かる等の操作ミスによる検査の失敗と考えられます。新しいテストスティックで検査をやり直してください。容器に尿を採って5秒間浸す方法をおすすめします。
- 判定部に赤色のラインがあるのか、ないのかはっきりしないのですが?
- 色の濃さに関係無く、たとえ薄くても判定部にラインが出ていれば陽性と判定してください。しかし判定に迷うような不明瞭な場合は判定をさけてください。妊娠初期においては、人によっては尿中hCGが少ない場合があり、不明瞭なこともあるので、1週間後に再検査するか医師にご相談ください。
- 薬の服用は、判定に影響しますか?
- かぜ薬、ピルの服用は影響しません。ただし不妊治療などでhCGを含んだ性腺刺激ホルモン剤の投与を受けている場合は、影響を及ぼすことがあります。
- 避妊目的に使用してはいけないのでしょうか?
- 本品は、妊娠の成立のために排卵日の予測の補助を行う検査薬であり、避妊目的に設計されていません。LHサージから通常排卵がおきると言われる40時間を大幅に超えて排卵がおきる場合があること、精子は体内で3日以上生存する可能性があること、検査薬がLHサージをとらえる前に排卵がおきる場合があること、検査結果が陰性であっても、体内では卵子が生存している可能性もあることから、確実に避妊できるものではありません。
- 生理(月経)周期が不規則で、5・6日ずれることもあるのですが、検査はいつ始めるのが良いですか?
- 生理(月経)周期が不規則な場合は、最近の2〜3周期の中で1番短かった周期を目安にして次回生理(月経)開始予定日を決めてください。
なお、生理(月経)周期が非常に不規則な場合は、重要な疾患が潜んでいる可能性も考えられるため、なるべく早く医師に相談してください。 - 計算に従って決めた検査開始日を今月は過ぎていましたが、いつから始めたらいいですか?
- 検査開始日をすでに過ぎていた場合は、次回の周期にあらためて検査開始日を決めて検査してください。
- 検査を始めて2日が経過し、陰性が続いていましたが、3日目の検査をわすれてしまいました。4日目から再開した方がいいですか?
- 4日目に検査をして陰性であったとしても、3日目に陽性であった可能性があり、排卵日を正確に予測できないおそれがあるため、次回の周期にあらためて検査開始日を決めて検査してください。
- 1日1回と2回のどちらがいいですか?
- 本品はLHサージをとらえることで、排卵日を事前に予測するものです。LHサージは短時間に急激におこりますので、1日2回検査を行っていただくと、よりLHサージがとらえやすくなります。
- 飲酒、喫煙、かぜ薬等の服用は判定に影響しますか・・・?
- 影響しません。ただし、不妊治療のために投与されている薬剤の中には判定に影響するものもありますので、医師にご相談ください。
- テストラインが尿をかけてから10分以降に濃くなったのですが?
- 10分を超えてからの判定は避けてください。
- 検査1日目に陽性になったのですが?
- 既に排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早く(可能であれば陽性になった当日に)性交することで、妊娠の可能性が高まります。また、検査1日目から陽性となった場合は、陰性が確認できるまで検査を続けてください。検査期間中、陰性が確認できず、陽性が続いた場合は、早期に医師の診療を受けてください。
- 一定期間陰性が確認された後に陽性となった場合、翌日の検査は不要ですか?
- 初めて陽性となった日とその翌日が最も妊娠しやすい時期(排卵日)なので、検査結果が陽性となった時点で今回の周期での検査を終了してもかまいません。最初に陽性が確認された日から約40時間以内に排卵することが予測されます。(ただし、検査1日目から陽性になった場合は、Q8.をご参照ください。)
- 6周期検査し、性交を持ったのに妊娠しないが・・・?
- 妊娠しにくい原因は排卵に関する問題だけではありません。
また、生理(月経)が順調だから問題がないという事でもありません。妊娠しにくい原因は様々ありますが、女性側の原因の多くは治療が可能です。自分一人で悩まず医師にご相談ください。この検査の結果や基礎体温を測定した結果があれば診断に役立つでしょう。できればパートナーと一緒に相談に行かれる事をおすすめします。 - 排卵日を知る手がかりである基礎体温と排卵日予測検査薬のちがいは?
- 排卵がある周期の場合、基礎体温は低温相と高温相の二相があり、低温相から高温相に変化した頃に排卵があったことが推定できます。多くの場合、体温が上がってから排卵があったことが分かるので、基礎体温法では前もって予測することは難しいといわれています。
一方、尿中の横体形成ホルモン(LH)濃度の上昇が始まってから約40時間以内に排卵がおこる事が知られており、排卵日予測検査薬でLHの分泌量の変化を調べることで約1日前に排卵日の予測の補助を行うことができます。
排卵日予測検査薬は補助的に排卵を事前に予測し、基礎体温は排卵を後で確認できますので、特に生理(月経)の不規則な方は基礎体温と排卵日予測検査薬を併せて使うことをおすすめいたします。 - 最も妊娠しやすい時期はいつですか?
- 初めて陽性になった時から約40時間以内に排卵がおこる可能性が高いと予測され、その時期が最も妊娠しやすい時期といえます。